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これからの公務員試験対策

来月から夏休みに入る高校も多いかと思います。

公務員試験まで残り約3ヶ月を切りました。

今回は夏休み中の公務員試験の対策や指導方法について解説したいと思います。

前回配信した、5月度に押さえておきたい公務員試験対策の中で数的推理・判断推理・現代文・社会科学が重要科目であることをお伝えしました。

前回の内容はこちら https://goo.gl/hV7ewj

昨年度の国家一般職の出題内訳を見ると、全40問中 現代文4題、判断推理7題、数的推理4題、社会科学6題となり国家一般職の合格ライン24点のうちの21点をこの教科が占めます。

つまり、この4教科+αで公務員試験の1次試験を突破することが可能です。

また、国家一般職は各試験の得点比率を公開しています。

・国家一般職事務     ・国家一般職技術

 教養試験:4 / 9     教養試験:2.3 / 9

 適性試験:2 / 9     専門試験:4.7 / 9

 作文試験:1 / 9     面接試験:2 / 9

 面接試験:2 / 9     

これをベースに試験対策に充てる時間を割り振っていき、効率的に勉強を進めます。

よく高校の先生いつから過去問中心の試験対策をすればいいかという質問を受けます。試験勉強のスケジュールですが少なくても8月からは過去問中心の勉強にシフトしましよう。

参考書を使った基礎学習は7月中に終えるのが望ましいです。

また、今の時期から面接試験に向けた志望動機や自己PRを固めておくことも重要です。

1次試験の終了または合否確認後から始める高校生が毎年数多くいます。

確かにまずは1次試験を突破することが目標となりますが、公務員試験の中で一番の関門とされているのは2次試験です。

高校生の最終目標が公務員になることであることを考えると、この志望動機や自己PRについても早い段階で考えさせて対策を行うことが大切です。

まずは、「公務員の志望動機」「自己PR」「これまで頑張った経験」について学生たちに書いてもらいましょう。

作文試験対策も軽視されがちですが、国家一般職のウェイトをみても対策が必要な試験であることは明らかです。

お題は何でもいいので、【作文を書く】という練習が必要になります。

2週間に1回など一定のペースを決めて作文課題を出してあげると学生も真剣に取り組みます。

ただ単にお題に対して作文を書かせるのではなく、きちんと添削をするなど第3者の目を通してあげることが重要です。

以上からこの時期からの対策のポイントは3点になります。

①参考書中心の勉強は7月中まで。8月からは過去問演習中心の学習に切り替えましょう。

②早い段階から志望動機・自己PR・これまで頑張った経験の3つについて考えるようにしましょう。(面接試験対策)

③定期的に作文課題を出し、添削やフィードバックを学生たちにしてあげましょう。(作文試験対策)

NCOOLでは現在高校生向けの公務員ガイダンスや公務員問題演習、公務員模試の提供など公務員対策講座を県内外の多くの高校で実施しています。

高校3年生に限らず1年生の6月から実施をしている高校もあります。

公務員指導でお困りの先生がいましたら、新潟公務員法律専門学校までお気軽にお問い合わせください。

公務員を希望する生徒や先生にあわせた授業やカリキュラムをご提案いたします。

お問い合わせについては、電話、メール、FAX、お問い合わせフォームより受け付けております。


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