5月度に押さえておきたい公務員試験対策
ゴールデンウィークが終了して、高校3年生の部活動もいよいよ総仕上げの時期かと思います。
5月度は高校3年生の進路決定のガイダンスやその準備に追われる先生方も多いのではないでしょうか。
新潟公務員法律専門学校でもこの時期から学校内の公務員ガイダンス開催のお問い合わせを多くいただきます。
その中で、一番多い質問は「この時期どんな勉強をすればいいのか」といった【勉強】に関する質問です。
そこで今回は5月度にやっておきたい公務員受験勉強と当校からの推薦参考書について解説したいと思います。
◇公務員受験勉強
公務員試験の指導をするときに一番困ることは「この時期に何をやればいいのか」ということでしょう。
5月度の時点では公務員を希望する学生の層が大きく2つに分かれるかと思います。
この2つの層それぞれに対して適切な受験指導を行う必要があります。
・5月度時点の公務員受験者層
①2年次または3年次の4月より公務員試験対策している層
②部活動中心で試験対策は行っていないが公務員受験を検討している層
①の何らかの受験対策をしている層に対して5月度実施すべき指導は、ずばり重要科目の強化と適性試験対策になります。
高卒程度の公務員1次試験を突破するときに外すことのできない科目は、数的推理・判断推理・現代文・社会科学です。公務員受験者の多くがこの科目を得点源としています。
逆に言うと公務員試験突破するために絶対に落とせない科目となります。
数的推理・判断推理などの推理系科目は出題パターンが決まっています。多くの問題解き、問題のパターンおよび解答方法を理解することで大幅に得点を伸ばすことができます。
現代文も狙われるところがある程度決まっているので問題数を多くこなし、速読や接続詞などのポイントを押さえる練習をすれば得点源にすることができます。
社会科学は暗記系科目となるので一問一答等を使いながら、毎日少しずつ覚えていくことが大切となります。
適性試験については、試験本番も1回15分程度となります。同じ問題でもいいので毎日適性試験の問題を解く癖をつけましょう。
②部活動中心で試験対策は行っていないが公務員受験を検討している層に対しては、公務員試験の受験科目や内容などを理解してもらうことからはじめる必要があると思います。
学校内の進路指導の時間等で公務員総合説明講座を開催し、公務員試験の内容や受験スケジュールなどを解説することをオススメします。
新潟公務員法律専門学校でも高校個別での公務員対策講座を実施しているので、希望のある先生は学校までお問い合わせください。
◇当校からの推薦参考書
・社会科学
①高校で使用している教科書
②「初級公務員 社会科学の完全マスター」 実務教育出版
③「理解しやすい政治経済」 シグマベスト
社会科学については高校で使用している教科書と参考書1冊で十分対策をすることができます。
教科書の理解⇒一問一答⇒五択問題の順番で進めていきましょう。
教科書がない人は③の参考書を利用することを推奨します。
・判断推理/数的推理
①「初級公務員試験 よくわかる判断推理」 実務教育出版
②「初級公務員試験 よくわかる数的推理」 実務教育出版
③「初級公務員 判断推理の完全マスター」 実務教育出版
④「初級公務員 数的推理の完全マスター」 実務教育出版
推理系科目については上記の2シリーズが理解しやすい参考書となります。
他にも推理系科目の参考書は発売されていますが、出題パターンに慣れることが重要なので同じ参考書で繰り返す演習することが得点アップに繋がります。
基礎学力がある人は実務教育出版の過去問350シリーズに挑戦するのもいいでしょう。
・現代文(文章理解)
①「公務員試験 新・初級スーパー過去問ゼミ 文章理解・資料解釈 改訂版」 実務教育出版
現代文の出題形式は要旨把握・内容一致・空欄補充・文章整序の4パターンです。
各出題パターンに慣れることで解答スピードを上げましょう。
NCOOLでは現在高校生向けの公務員ガイダンスや公務員問題演習、公務員模試の提供など公務員対策講座を県内外の多くの高校で実施しています。
高校3年生に限らず1年生の6月から実施をしている高校もあります。
公務員指導でお困りの先生がいましたら、新潟公務員法律専門学校までお気軽にお問い合わせください。
公務員を希望する生徒や先生にあわせた授業やカリキュラムをご提案いたします。
お問い合わせについては、電話、メール、FAX、お問い合わせフォームより受け付けております。